重要なお知らせ「通信関連サービスの本人確認の厳格化」

本人確認対応とは?【コンサートを楽しむため|eKYCでビジネスをもっと自由に】

本人確認の予定がある人

本人確認って何されるの?
オンラインで本人確認できないの?

本人確認の対応について
最新情報を知りたい

こんな疑問を解消します。

ABOUT US
川又 友彰
日本行政書士会連合会第21080673号、かい行政書士事務所代表行政書士。株式会社スリピ代表取締役社長。

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本人確認対応とは?

本人確認対応(KYC:Know Your Customer)とは

「身分を偽っていないか?」

を確認することです。特に難しいことではありません。

最近厳しくなる「本人確認」の現状

最近本人確認って厳しくなってきたな。って思いませんか?私自身もコンサートとかで顔認証をされたりしたことがあって…チケットの転売対策しているのかなーって実感することが多いです。

実際のところ、本人確認が厳しくなっているのはコンサートだけではありません。ビジネスの世界でも本人確認は年々法律で厳しくなっています。少し難しいことをお伝えすると、犯罪収益移転防止法(犯罪収益移転防止法)という身分を偽ってお金儲けをしようとする人たちを対策する法律が毎年のように厳しくなっています。

もともと、本人確認は法律業界や人材業界、銀行・仮想通貨(暗号資産)の口座開設や取引時など金融サービスで活用されてきました。最近では、キャッシュレス決済など利便性を追求したサービスが普及していることで、フリマアプリやマッチングサービスなど金融サービス以外でもKYCが活用されるシーンが増えていますね。

そして法律の改正により、オンライン上KYCを実現するeKYCという技術が注目されています

コンサートで行われる本人確認対応の例

ジャニーズや韓国アイドルのコンサートでは様々な手段で入場前本人確認を実施しています。実は本人確認手段は1つのコンサートでいくつも対応していることが多いです。(もし、導入していた本人確認システムが壊れたら、誰も入場できなくなるから・・・)

一例を紹介します。

スマホ端末による本人確認

各スマホ固有のICチップとチケット購入者のデータベース情報を突合させる本人確認対応です。「スマホをかざすだけ」で本人確認ができるので一番スピーディーですね。ただし、スマホを買い替えたりした場合は再申請が必要となるケースが多いね。

顔認証による本人確認

韓流アイドルのコンサートでは顔認証の本人確認がよくつかわれています。とはいえ、世界の科学技術でも「顔認証」はまだまだ発展途中のため、目視による確認というのも併用しなければいけません。

QRコードによる本人確認

いま日本のコンサートや展覧会で最も主流になっているのは、タイムスタンプ機能付きのQRコード本人確認です。

①スタッフにチケット表示画面を見せる
②その場でチケットボタンを押す
③QRコードが表示される

こんな3ステップを会場で行い本人確認を行っています。
スマホさえあればOKなので手軽ではありますが、1件1件時間がかかるというのはデメリットではあります。

ジャニーズコンサートの本人確認対応は厳しい

ジャニーズに関しては本人確認がとくに厳しいと言われています。そもそも、ファンクラブに入会してなければコンサートに行けないということもありますが、会場でも「パスポート」「学生証」「健康保険証」などを提示しなければなりません。ですから不法な転売行為はできませんね。

本人確認はあなたが身分を偽っていないかの確認です。もし、それを免れようと不正なことをすると「詐欺」になる可能性があるので正しいことをしましょう。

遠隔で本人確認対応ができるeKYCとは?

話は変わってビジネスの場面でも本人確認対応は必須です。適応される法律は「犯収法」「個人情報保護法」「古物営業法」・・・などあらゆる法律で本人確認義務を命じています。

eKYCはオンラインで本人確認を実施する方法のことです。2018年の法改正により誕生して、その後も法改正が強化されて続けています。

eKYCには法律で定められた4つの方法があります。とはいえ、難しく考える必要はなくて、①「ホ」だけ分かっていれば今の時代はOKです。

①eKYC「ホ」の方法

注意点は、書類と顔の撮影が同時であること

です。ようするに事前に撮影した画像をアップロードできるシステムでは本人確認できないということですね。また、本人確認書類は『厚み』の撮影が必要となりますし、送信前にに生体認証も必要だったり・・・意外とルールが厳しかったりします。

②eKYC「へ」の方法

「へ」とは、顧客から写真付き本人確認書類のICチップ情報と、本人の顔写真の送信を受ける方法です。

注意点は、スマホによってはICチップ読み取れないこと

です。免許証などのICチップの読み取りに対応しているスマホは一部なので、結局お客さんが使えない・・・というケースがあるかもしれませんね。ですから現時点だと、前述した「ホ」の方法が主流になっています。

③eKYC「ト」の方法

※この「ト」の要件は一般的でないので飛ばしてOKです。

「ト」とは、顧客から本人確認書類の画像またはICチップ情報の送信を受け、併せて銀行等の金融機関もしくはクレジットカード会社に本人特定事項を確認済であることを確認するという方法です。

注意点は、導入と運用がかなり難しい

ということです。実際のところ、よほどの大手企業で本人確認を超重要視していない限り、この方法考える必要ありません。

④eKYC「ワ」の方法

「ワ」とは、顧客のマイナンバーカードにあるICチップをスマートフォンで読み取り、J-LISが提供する公的個人認証サービスを用いることで本人確認を完了する方法です。

注意点は、アプリのダウンロード・インストールが必須

ということです。ようするに、お客さんに専用アプリをダウンロードインストールしてもらわないといけないということですね。実際のところ、本人確認のためにわざわざAppStoreやGooglePlayで検索して、ダウンロードして、インストールして、初期登録して・・・となると、お客さんにストレスを与える可能性もあるので注意が必要ですね。

本人確認eKYCは「ホ」の要件がベストな理由

上記4つeKYCの方法を紹介しましたが、最も主流なのは「本人確認書類の撮影」+「顔写真の撮影」の①「ホ」の方法です。これが事業者にとってもお客さんにとっても最小限の手間で本人確認が実施できます。

「ホ」の方法がベストであるという理由を3つ挙げるなら

①お客さんのスマホの機種を気にしなくていい
②受付した個人情報を保管できる
③早い

という感じです。

実際、どこでも本人確認システムで調査した結果、「ホ」「へ」「ト」「ワ」全ての方法でクライアント離脱率を調査したところ、「ホ」が最も途中離脱が少ないと結果が出ました。

やはり、シンプルな撮影のみのeKYCがどの年代でも使いやすいのかもしれませんね。

LINEもマイナンバーカードで本人確認を実施

eKYCにより、世の中はよりスムーズになる

LINEとLINE Payは、LINE上での行政手続きで「マイナンバーカード」を使った本人確認に対応。本人確認が必要な行政手続きがLINE上で完結できるようになりました。

マイナンバーカードによる公的個人認証サービス(JPKI)に対応することにより、「住民票の写しの申請」「転出届」「税証明書の申請」といった行政手続きをLINEとマイナンバーカードで完結できます。

本人確認技術は世の中を安心・便利に変えてくれるもの

転売ヤーやダフ屋によってコンサートの価値は下がっていました。
ビジネスの場面でも身分を偽った不正な取引は横行していました。

本人確認技術はそのような悪への対抗です。

誰もが正々堂々正面から様々なアクションを自由に行える時代を作るため、「どこでも本人確認システム」は邁進していきます。

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